自+心=息 自らの心を息で感じる

「息が詰まる」「息を呑む」
「一息入れる」

息のつく言葉はたくさんありますね。

息という漢字は
「自」は正面から見た鼻の形の字で、
「心」は心臓を表します。

心臓の動きとともに鼻から息が出入りするところから成り立っています。

自分の鼻を指して「私は…」と言いますが、自分を示すのに自らの鼻を指す行為は昔からあった様です。


皆さんも経験があると思いますが、

焦ったり、緊張したりすると呼吸が浅く速くなりますし、

リラックスしている時には深くゆっくりとした呼吸になっています。

今の心の状態が面白いようにはっきりと呼吸に表れていると思いませんか?

この呼吸という行為、普段は無意識に繰り返されています。
心臓の動きと同様に止まってしまったら
命の危険に関わりますからね。

心臓の動きは自分で調節ができませんから完全に自動運転ですが、

呼吸だけは自分の意識で浅くも深くも変えられる半自動運転が可能です。

ですが、ヨガや気功など呼吸を意識しながら行うものをしなければ、ほぼ無意識のうちに1日が終わってしまいます。

もったいないですー。

焦ったり、緊張すると呼吸が乱れる事を逆手にとると、
呼吸を整える事である程度自分の感情を穏やかにできるのではないかと思います。

深呼吸をすると落ちつきますし、
ストレスが溜まってくると自然にため息という形で呼吸をしています。

深い呼吸をすると副交感神経が優位になり、アルファ(α)波やシータ(θ)波が
出て、脳からセロトニンという物質が排出されます。

セロトニンはストレスや痛みを抑える働きや不安感をぬぐい去り、平常心を保つ事を助けてくれます。

ヨガは体が柔らかくないとできないと思っている方は間違いですよ。

呼吸が大切です。

動きと呼吸、どちらにも意識が向けられるくらいのレベルのポーズからスタートしましょう。

無意識にポーズがとれる様になると
以前より呼吸に意識が向けられる様になります。

そうなって初めてポーズのレベルを上げていくといいと思います。

息が苦しくなるほど「ギュー」と
無理やりしても怪我のもとです。

他の人と比べず、無理をしないで、
呼吸第一でヨガを行って下さいね。
















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