スポーツではないヨガを学び始め、
子育てのイライラの原因は子どもではなく私??
となんとなく感じてきました。
しかし頭ではわかっているんだけれど、感情はコントロールできないなぁというのがこの頃の素直な気持ちでした。
だって宿題もせずにゲームに熱中する子どもを見たら、反射的に「ムカッー」と
してしまうんですもの。
テストで悪い点を取ってもヘラヘラとしているその態度にも「ムカッー」です。
こんな風に毎日何回も何回もイライラを繰り返し、揺れ動く私の心。
自分の心や感情に振り落とされないように必死にしがみついていた私はまるでロデオをしているようでした。
どこに行くのか、どんな風に動くのか予測不能。
暴れ馬に乗った私は落ちまいと体でバランスを取ろうとするうちに、とうとう体の不調が出てくるようになってしまいました。
一方ヨガではこんな学びがありました。
「心と体は繋がっている」
そして
「呼吸がそれを繋ぐ架け橋のような役割をしている」
人はガッカリすると肩を落とし、猫背になりますよね。
嬉しいと胸を張り、顔は上を向き、口角も上がる。
逆に姿勢が悪いと十分な酸素が体に入らず、ネガティブ思考になりやすい。
いつも姿勢に気をつけている人は物事を前向きに捉える事ができる。
嫌な事があると呼吸は浅くなり、リラックスしている時は呼吸が深くなる。
ため息は心をリラックスさせようと無意識に息を吐かせているのかもしれませんね。
心と体と呼吸。
この3つはそれぞれに密接に関わりがあるようです。
ですから私のように
イライラする心をなんとかしたい場合は体(姿勢)と呼吸を変えてみるのがいいかもしれません。
そして体の不調がある方は、お医者さんに診て頂いた上で、ご自分の考え方のクセや呼吸に注意するのも何かの糸口になるかもしれません。
現代のストレスの多い社会では
イライラを溜め込み、甘いものを食べたりお酒を飲んだりする事で解消される方もいらっしゃいますが、体に負担がかかります。
意識的な呼吸と正しい姿勢の体。
まさにヨガですね。
そしてヨガの目的は
「心の働きを止滅(止める)こと」
ヨガブームがこれだけ続いているのは
肩こりや腰痛、ダイエットにいいだけでなく、心がスッキリして穏やかになれるという事を皆さんが実感していらっしゃるからではないでしょうか。